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キンミズヒキ
 
開田高原の道路脇に目をやると…

高原の道路脇をちょっと覗いてみると、
ひんやりと湿った林の中に
こんな花たちがひっそり咲いていました。
ここではおなじみになったキンミズヒキ
ボタンヅル(キンポウゲ科センニンソウ属)

これから花が見頃になる木質の蔓性の植物。
クリーム色の花弁に優雅にのびる雄しべ、
いくつもの花がかたまって咲く姿は
とてもきれいです。
葉が牡丹に似ていることからついた名で
よく似たセンニンソウとは葉のカタチで区別できます。
 ボタンヅル
 
トモエソウ 

トモエソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属)

草丈が50cm以上になるオトギリソウの仲間。
花は8cmくらいになり、
5弁の花びらがこんなふうにねじれて開きます。
このねじれた姿から
「巴草」の名が付いたとか。



トモエソウをおうちにしているのかな?
 
  ウバユリ ウバユリ
 

ウバユリ
(ユリ科ウバユリ属)


実家の方では草むらにひっそりたたずんでいるウバユリも、
ここではのびのびと咲いています。
森の女王のような風格がありました。
 
ヒヨドリバナ フシグロセンノウ


ヒヨドリバナ
(キク科ヒヨドリバナ属)


これから盛りという感じのヒヨドリバナ。
ヒヨドリバナの仲間は、
分類がとっても難しくて困ります…。
秋の七草のひとつ「フジバカマ」もこの仲間ですが、
フジバカマに比べて
花がちょっと侘びた趣きで少なめについています。
ヒヨドリが鳴く頃咲くということから
ついた名前だそうです。

 

ここにもフシグロセンノウが
鮮やかな色の花を
咲かせていました。
 
  イケマ 
 

イケマ
(ガガイモ科カモメヅル属)


多年草の蔓草で、
小さな白い花をつけます。
花にはアリたちがたくさん。
蜜をもらいに来たのかな?
 
 

クガイソウ

 

 クガイソウ(ゴマノハグサ科クガイソウ属)

「白いクガイソウがある!」母が声を上げました。
ほんと、真っ白ではないけれど、うす〜い紫色。
日陰に咲いているので色白になったのかな。
それともアルビノ?
クガイソウ
 
  メタカラコウ メタカラコウ
メタカラコウ(キク科メタカラコウ属)

湿地の中に群生していました。
薄暗い中で目をひく鮮やかな黄色。
舌状花が3枚ほどしかなく
咲き損なったようなカタチをしています。
よく似たものにオタカラコウがありますが
こちらは舌状花が5〜9枚ほどあるので区別できます。

 

 

次は日当たりのいい野原の花
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