2002年7月19日撮影(御嵩の山辺にて)
フシグロセンノウと季節の花たち広葉樹の巨木が生い茂る御嵩の山。
そんな山にも、小さくても舗装した道路があって、
その両脇はいつも草が刈られます。
できれば草刈りはしないでほしい、なんてワガママ?
だって一緒に、
かわいい花を咲かせる植物たちも刈り取られ、
子孫を残せなくなってきているから。
前回ご紹介したウバユリや
今回ご紹介するフシグロセンノウも、
そんなふうに刈り取られて少なくなってきた植物たちです。
フシグロセンノウは、
ナデシコ科センノウ属の多年草。
山地の林下に生えるので
よく山道の脇に群生するのです。
そのせいで草刈りにあい
なかなか最近お目にかかれません。
今日は刈られた道脇からほんの少し奥に生き残っていた
フシグロセンノウに会うことができました。
茎の節がちょっと黒っぽくなるので この名が付いています。 | |||
それにしても鮮烈なオレンジ色。 緑の中でひときわ目を引きます。 | |||