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2003年4月21日、28日撮影(八百津にて)

今年も咲いてくれたね、シュンラン

最近各地で絶滅の恐れありと言われるシュンラン。
昔からラン茶や天ぷら…と食材にされる
身近な存在だったようですが、
今は見つけるのも大変。
今まで見つけたシュンランの自生場所を巡り
今年も咲いているかチェックチェック!
数輪ずつではありましたが各場所でちゃんと
静かに花を咲かせていました。一安心。

もう初夏、と思いきや、山ではまだハナモモも花盛り…
 

シュンラン
(ラン科シュンラン属)

落葉樹の林で、落ち葉の中から
深緑の細長い葉を茂らせるシュンラン。
その葉の下で
淡い黄緑色の花を咲かせています。
あまりにひっそり咲いているので
花を見逃してしまいそうです。
   
 
木漏れ日の入る林の中で見つけた花たち…
 
 


花の根元の茎から枝が出て
その先にたくさん葉がついているように見えますが、
枝から先が1枚の葉、と捉えます。
2つの葉がすごく段違いなサイズでしょう?
 
スルガテンナンショウ
(サトイモ科テンナンショウ属)


前回も登場したスルガテンナンショウですが、
葉っぱの形が分かりづらかったため、
再度ご登場いただきました(笑)
茎から出る葉が、1枚は大きく、1枚は極端に小さいのと
花のように見える部分(仏炎苞と言います)からちょこんと覗く棒の先(本当の花から伸びる付属体)が丸くぽってりするのが特徴ですが、これで分かるかな??
 
ワサビ
(アブラナ科ワサビ属)

小さな沢沿いで見つけた、お馴染みワサビの野生種です。
清流で育つワサビ。
この沢の水がきれいであることを証明しています。
真っ白な十文字型の花、菜の花に似ていますよね?
意外な感じがしますが、ワサビは同じ仲間なんです。
野生のものは、根が細く食用に適しませんが
大きな円形の葉はぴりっとした辛みがあって
なかなかおつな味です。
 
チゴユリ
(ユリ科チゴユリ属)

毎年山菜採りの時期、山道の入り口付近の
日が差し込む場所に
足の踏み場に困るほど大群生してくれています。
鮮やかな緑の葉が、柔らかそうに波打ち
その陰にこうべをたれたように花を咲かせる姿は
まさに“稚児(ちご)”の名に
ふさわしいかわいらしさです。
 

 
ニシキゴロモ
(シソ科キランソウ属)

山の斜面などで10cmくらいの草丈に
上品な紫色の花を咲かせています。
名にぴったりのシックな花。
キランソウとよく似ていますが、
キランソウがべたっと地面に這うように生えて
花を咲かせているのに対し
ニシキゴロモは茎を上に伸ばして花をつけます。
一般には日本海側に多く見られると言われますが
このあたりではしばしば見かけます。
花の上側が大きく2裂してV字のように見えるのも特徴です。
ときに白い花のものも見られます。
 
 
ときにはこんな葉のものも…錦衣の名にふさわしいかも。

ツクバキンモンソウ
(シソ科キランソウ属)

上で紹介したニシキゴロモの変種といわれ、
一般には太平洋側で多く見られると言います。
このあたりでは、ニシキゴロモとの中間型もよく見かけます。
一番の違いは花の形。
花びらの上の2裂した部分が、
ニシキゴロモはV字でよく分かるのですが、
ツクバキンモンソウのV字は短く目立たないのが特徴です。
花の色も白に近いような淡紅紫色が主流のようです。

 
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