(1/4) Next>>>

2003年4月21日、28日撮影(八百津にて)

萌える山〜イワカガミと出会う〜

たくさんの雨が降った後
早くも初夏を思わせる日差し…
山は一週間でがらっと姿を変えました。
あっという間に萌え出でた若葉で
山は緑のグラデーションを作っています。
またまた我が家は山菜採りに大忙し。
私たちの秘密の森で数年前から姿を見かけなくて
心配していたイワカガミに
思いがけず再会することができました。
 
 
ワラビ

イワカガミはこのあたりでは、
スギの植林の中で群生が多く見られます。
けれど植林は植えたまま手入れされない場合が多く、
間伐されないまま成長した林は
地面に光が全く届かず、
イワカガミを初めとした多くの植物が死滅していきます。
以前群生していた場所も数年前から見られなくなり、
もうイワカガミには会えないとあきらめていました。

ところが今年、その場所からもうひとつ峰を越えた場所で
イワカガミがひっそり咲いている姿を見つけたのです。
やはりそこもスギの林。まだそれほど大きくないスギの足下に
木漏れ日のスポットライトを浴びて
かわいい淡いピンク色の花を咲かせていました。
 

 

 
イワカガミ
(イワウメ科イワカガミ属)

一般には高山や深山に行かないと
出会えないらしいのですが
このあたりでは山奥まで行かなくても
時折こうした群生に出会うことが出来ます。
丸い常緑の葉はツルツルしていて
その名の通り鏡のようです。
ひとつの茎から淡紅色のかわいらしい花を
いくつも咲かせます。
漏斗型の花の先が紙細工のように細かく裂けて
とてもやさしい印象ですね。
 
   

さらにヤマイワカガミの群生も発見!
山を削って作った道路そば、山の入り口付近で咲いていました。
道路のおかげで光がスギ林に入り込み、
また死角になって人目に付きにくい場所だったことから
こんなにたくさん咲いていたのかも…よかったよかった。

 
 

ヤマイワカガミ
(イワウメ科イワカガミ属)

白もしくは
ほとんど白に近い淡い紅色をしているのが
最大の特徴です。
中部地方にのみ自生する地域種。
イワカガミとの違いは花の色以外に葉の形。
ヤマイワカガミは大きくなった葉も
ふちに細かく三角形の鋸葉があり、
先が棘のようになっています。

 
(1/4) Next>>>


copyright ©2002-2004. [Mother's Garden] All rights reserved.