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2002年8月25日撮影(八百津の山辺にて)


いつものドライブコース
〜ウバユリ通り〜もそろそろ秋の気配

クサアジサイを満喫したあとは
いつものドライブコースを一周。
ウバユリ通りもそろそろ秋の気配です。

 

 
  生き残ったウバユリに実が生りました。
来年、この種から新しいウバユリが育ちます。
 
ガガイモ
(ガガイモ科ガガイモ属)


8月のおわり頃から、綿毛に包まれた
あたたかそうな花を咲かせるガガイモ。
ヒトデか星のような可愛い花が
いくつか一塊りになって咲きます。
長さが10Bくらいになるという実も
毛だらけなのだそうで、昔は綿の代わりにしたとか。
ガガはすっぽんのことで、葉がすっぽんの甲羅を思わせることから
名がついたとも言われています。白花もあるそうです。

クサギ
(クマツヅラ科クサギ属)


8月から9月にかけて
日当たりのよい場所で白い花をたくさん咲かせます。
葉や茎を手折るととても臭いので「臭木」と名付けられました。
花は臭くないんですって!
とても美しい花です。
秋になるとさらに美しい実をつけます。
赤い萼に藍色の実の組み合わせは見事ですよ。

 
イヌホオズキ
(ナス科ナス属)


ヒヨドリジョウゴによく似ていますが、
こちらは蔓ではありません。
また、実は濃い青紫色をしています。
小さくて目立たない花ですが、愛らしいですね。
別名バカナスと言いますが、
植物につけられる「イヌ」という名は
「役に立たない」「どうしようもない」
という意味があるそうで
イヌ好きとしてはちょっと複雑な心境です。
 
アメリカネナシグサ
(ヒルガオ科ネナシグサ属)


草木に絡まって、
数珠のように玉状の実をいっぱいつけた
ラーメンがからまったようなツルの植物を発見。
調べると、北米原産の寄生植物だそうです。
発芽して草木にからむと、根を落として
草木の養分で成長するんだとか。
葉はありません(写真の葉は絡みつかれた植物の葉)。
 
アカバナ
(アカバナ科アカバナ属)


山中の湿気の多いところに生えます。
花の柄の部分が長く伸びるのが特徴。
よく似たイワアカバナとの違いはめしべのカタチ。
丸く膨らんでいるのがイワアカバナ。
棍棒状なのがアカバナです。
ここでもオトコエシは満開。

ノリウツギもまだ咲いていました。
 
ノアザミは綿毛のシーズンです。


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