■…木本(樹木) ◆…草本(草)
●色文字…和種(日本に自生があるもの)  ●色文字…洋種、園芸種
分布:北…北海道、本…本州、四…四国、九…九州、沖…沖縄
スイカズラ科 CAPRIFOLIACEAE
ガマズミ属 Viburnum
■ オオデマリ

 
和名
 オオデマリ (大手鞠)
分類
 スイカズラ科 ガマズミ属
学名
 Viburnum var. plicatum
別名
 テマリバナ(手鞠花)
原産
 日本
分布
植生
 落葉低木(高さ1〜3m)
開花期
 4月下旬〜5月上旬
  
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緑がかった真っ白な手鞠型の花がとても美しいオオデマリ。ヤブデマリの学名上の母種で、まれに自生しています。
咲き始めの花はとても涼やかなモスグリーン、やがて緑の葉に映える白に変わります。
でも花のように見えるのは装飾花で花びらではありません。
このオオデマリを初め、ガマズミ属の花は、 一見ユキノシタ科アジサイ属の仲間にそっくりですね。でも萼が変形して装飾花になったアジサイと違い、ガマズミの仲間は花冠が大きくなって装飾花になったもので、じつは大きく違うのです。
アジサイよりもずっと“木”らしく伸び、長さは5〜16cmの広楕円形の葉は、葉脈が平行したたくさん走っていて、まるで紙を細かく山折り・谷折りしたような感じです。
繁殖は挿し木で出来ます。


 
作成日:03.11.11


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