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2002年8月10日撮影(長野県&岐阜県の山辺にて)


あゝ野麦峠

映画でも有名になった野麦峠。
少女たちが飛騨から長野へ働きに出るため、
越えなければならなかった難所です。
車でも曲がりくねって大変な道でした。
当時どんなに苦しい思いをして越えたのでしょう…

 
 
野麦峠からの眺め…
上の写真は飛騨側です。霞んで見える山は乗鞍岳。
左は長野側の眺め。
 
 
とにかくこの辺りのノリウツギは
装飾花が大きくて、華やかです。
白く大きな花びらが目立って、
とても美しかった…
ノリウツギ
(ユキノシタ科アジサイ属)


上のノリウツギは、
わりと普通に見られるものに近いカタチ。
でも右のノリウツギを見てください。
ほとんど装飾花で、
ひとつが直径4cmくらいあります。
このタイプのノリウツギがたくさん咲いていました。
 
 
 
ヒヨドリバナの仲間
(キク科ヒヨドリバナ属)


赤系のヒヨドリバナ。
花がうっすら紫がかって、茎が赤くなります。
白系のヒヨドリバナもあります。
ヒヨドリバナの仲間は、
とても同定が難しいです。
一応大きなくくりの属名でご紹介しておきます。
筒状花が集まって咲き、遠くから見ると
ふわふわして見えます。
   


ヒヨドリバナの仲間にはヒヨドリバナ以外に、
秋の七草で有名な「フジバカマ」、
「サワヒヨドリ」、「ヨツバヒヨドリ」などがあります。

フジバカマは葉が大きく3裂し、
葉を乾かすと桜餅のようないい香りがします。
が現在では自生種はほとんどないと言われています。
また自生種は白、園芸種は藤色と
古来から区別されているようです。
(園芸種は有名ですね)
 
「ヒヨドリバナ」、「ヨツバヒヨドリ」は
葉は裂けません。
ヒヨドリバナは葉が対生し、
ヨツバヒヨドリは名の通り、4枚前後の葉が輪生します。

サワヒヨドリは、名の通り沢づたいなど、
水気のある場所の近くに生えるので
区別の目安となります。

 
  
フジバカマやヒヨドリバナの花の特徴、
「筒状花の花冠は小さく、
2本に分かれた雌しべの先が白く長く伸び目立つ」
これを見るとよく分かるかも。

 
 
  イタドリ
(タデ科タデ属)


晩夏から秋にかけて白やピンクの花を咲かせます。
野山のあちこちで群生しますので、
よく見かけられます。
実の方が華やかなので、
実を花だと思っている方も多いかも。
左が花、下が実の写真です。
イタドリ属に分類している図鑑もあります。
 
 
ハバヤマボクチ
(キク科ヤマボクチ属)


まだ開花前のつぼみですが、
あまりにユニークなカタチで
目を引きました。
まるで天然のドライフラワーみたい。
赤褐色の糸のような花を咲かせます。
ボクチとは火口のことで、
昔は葉の裏の綿毛を火口として
利用したことからつけられています。
ハバヤマ(葉場山)は草刈り場のある山、
という意味です。
 
 
クサボタン
(キンポウゲ科センニンソウ属)


晩夏から秋にかけ日当たりのよい場所に
群生しています。
花びらのさきがくるんとカールするのが特徴で
葉がボタンに似ていることから名が付きました。
釣り鐘状にうつむきかげんで咲く淡紫色の花は
とてもかわいらしいものです。
が、美しい姿と裏腹に有毒。
葉や茎の汁がつくだけで、
皮膚炎になりますので気をつけましょう。
  
 
 
オミナエシ
(オミナエシ科オミナエシ属)


前述のオトコエシ(男郎草)の対になる
オミナエシ(女郎草)。
秋の七草として有名です。
名前の由来ははっきりしませんが、
一説には粟飯を意味する女飯(おみなめし)から
きているとか。
黄色く細かな花を粟飯に喩えたようです。
 
ソバナ
(キキョウ科ツリガネニンジン属)


ツリガネニンジンに似ていますが、
こちらは全体に大きく
草丈が1メートル以上人もなります。
また花が茎の片側によって咲く特徴があるので
見分けるときのポイントです。
(ツリガネニンジンは茎に輪生して花を付けます)
花も大きく、5つに分かれた花びらが反り返り、
釣り下がって咲く姿が美しい花…

山の斜面に沿うように映えるから岨菜とついたとか
食用にする若芽が蕎麦に似ているからだという
諸説があります。
ちょっとピンぼけでごめんなさい!
 
 
 
ウド
(ウコギ科タラノキ属)


緑の中の線香花火!
丸く火花が散っているみたいでかわいいのです。
春の若芽は香りがよくておいしいですね。
 
少し季節はずれのヤマアジサイたちが
行く夏を惜しむように咲いていました。
 
 
ほんとはサラシナショウマやトリカブトも咲いていたのですが…
悔しいことに電池切れ!
こういうとき、バッテリー式のデジカメは悲しい…

 

おわり
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