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2003年2月2日撮影(多治見市・深山の森にて)

写真に夢中な私より
どんどん先に歩いていった母が
大きな声で呼びました。
何だろう?と行ってみると
カンアオイが…。
こんな寒さの中でも衰えることのない緑の葉。
その蔭で土に半分埋もれながら
目立たないひかえめな花を
ひっそりと咲かせていたのでした…
 
 


撮影のためにちょっと掘り起こさせてもらいました。
ちゃんとあとで土をかぶせるから、ちょっとごめんね…
 
   
 
いったい誰のために
こんな真冬に
しかも土に埋もれて
花を咲かせるのか…
不思議な花です。
    
カンアオイ
(ウマノスズクサ科カンアオイ属)


晩秋から早春にかけての寒い時期
林内の湿ったくらい場所で
花を咲かせる常緑の多年草。
葉が葵に似ていて
冬も枯れないことからこの名が付いたようです。
カンアオイは種類が多く、
中部地方にはスズカカンアオイやヒメカンアオイ等
多くのカンアオイが自生しています。
 
  
天然記念物のギフチョウは
このカンアオイの葉だけに卵を産み付けます。
カンアオイ自体が少なくなり
ギフチョウの数も減っていっているようです。

ちなみに有名な徳川家の葵の御紋は
このカンアオイや、仲間のフタバアオイがモデルだと
言われています。
 
3弁の肉厚な花びら。


一株にこんなにたくさんの花…!
数えたら20個以上の花をつけていました。
 
 
おわり
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